※若冲展レポ追記しました。
今年の3月11日で東日本大震災から8年。
この度、東日本大震災復興祈念として
【伊藤若冲展】が福島県立美術館で開催されます。
開催日時やチケット料金、
展示会の様子についてまとめてみました。
Contents
開催日時と料金
開催日時 |
2019年3月26日(火) ~ 5月6日(月) 9時30分~17時 |
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毎週月曜日 ※4月29日(月祝)、5月6日(月祝)は開館 |
料 金 |
一般:1,500円(前売り1,300円) 学生:1,100円(前売り900円) 高校生以下:無料 団体:20名以上で前売り料金適用 ※身体障がい者手帳、療育手帳、精神障がい者保健福祉手帳をお持ちの方は企画展・常設展共に無料。 ※身体障がい者手帳・療育手帳については1級、精神障がい者保健福祉手帳1級の場合、付添人1名まで無料。 |
休館日は月曜日ですが
祝日が重なる日は開館するようですね。
約1か月半ほどの期間の開催のようです。
会期中にはゴールデンウィークもあり
最大10連休ということなので
この期間にいらっしゃる方も多いかもしれませんね。
福島県立美術館アクセスと駐車場
開催場所は福島県立美術館です。
福島県立図書館が併設されていて、
駐車場は併せて150台とのことです。
こちらは無料になっています。
その他公共機関でのアクセスは下記の通りです。
電車・・・JR福島駅東口より福島交通飯坂線→「美術館図書館前駅」下車、徒歩2分
バス・・・JR福島駅東口より福島交通バス9番乗り場から
市内循環ももりん2コース→「県立美術館入口」下車、徒歩3分タクシー・・・JR福島駅東口、西口より約5分
車・・・東北自動車道福島飯坂I.C.より約15分、福島西I.C.より約20分
●福島交通飯坂線には、期間中、当日券+往復乗車券セットチケット、前売券を
お持ちの方に往復乗車割引券があります。●福島駅と美術館、美術館と花見山の間はお得な定額タクシープランがあります。
詳細はこちら。駐車場は数に限りがありますので、JR東日本、阿武隈急行、福島交通飯坂線、
市内循環ももりんバスなどの公共交通機関をご利用ください。
定額タクシープランなどもあるようですね。
駅を利用される方、ご検討されてはいかがでしょうか?
伊藤若冲とは?
江戸時代中期の京都で活躍した絵師です。
主に植物や生き物を多く描いた画家で、
その独特で生き生きとしたタッチ、
当時としてはユーモアのある表現が魅力の一つです。
今回の展示会は、日本で初めての展示になる作品を含め
約100点の作品が展示されます。
伊藤若冲展の内容
今回の展示会は
東日本大震災の復興祈念として開かれます。
伊藤若冲の作品のみを展示する単独展ということで
今回は100点ほどの作品が展示されるようです。
来年3月に開幕する展覧会は、東日本大震災復興祈念として開かれ、1788(天明8)年の京都大火災(天明の大火)で焼け野原のなった故郷を目の当たりにした若冲と、東日本大震災に見舞われた福島の復興への思いを重ね合わせた展覧会となる。
京都から大阪に避難した若冲が描いた西福寺のふすま絵・蓮池図には、荒れ果てた京都への一筋の希望が託されている作品として展示される。
若冲自身も被災した経験があり、
その災害の傷と復興への希望を作品として残しているのですね。
また、国内初公開の作品もあるようなので、
若冲ファンの方は要チェックですね!
会期途中で一部展示作品が変わる!
今回の若冲展で注意したい点は
前期・後期と会期をわけており、
一部展示作品の入れ替えがあるということですね。
つまり
1度行っただけでは見られない作品があるということ!
もちろん、通期展示される作品もありますが
全部見たいという方は
前期・後期ともに美術館に足を運びましょう。
ちなみに
前期:3月26日(火)~4月15日(月)
後期:4月16日(火)~5月6日(月)
となっているようです。
入れ替えになる作品については
オフィシャルサイトに記載があるので、
そちらをご参考くださいね。
【伊藤若冲展】行ってきた!
開催初日に若冲展に行ってきました。
レポを追記していきます!
駐車場について
会場となる福島県立美術館までは
車で行ってきました。
150台ほど停められるとのことでしたが
図書館側には停められないようで
私が到着した11時頃は満車!
しかし、満車でも安心です。
入り口付近にはスタッフさんがおり、
駐車場待ちの列に並ぶように指示されます。
画像のピンクの丸のあたりです。
並ぶのは道路の路肩ですが
誘導員さんがいるので安心です。
このような用紙を手渡されるので
ダッシュボードの上に乗せて待ちます。
混雑状況
美術館入り口の脇には
このように入場規制や並んだ場合に
待つテントがあります。
入ってすぐ
貸し出し用の車いすとベビーカーもあります。
見ての通り
台数に限りがあるので
使用希望の場合は事前に問い合わせしてみてくださいね。
ロッカーもあるので荷物が多くても安心ですね。
私が入館したのは11時20分頃でしたが
誰も並んでいませんでした。
チケット売り場はこのように待つことなくスムーズでした。
しかし!!
観覧後に伺ったケータリングカーのお姉さん情報では
会館時間直後は長蛇の列だったとのこと。
時間によっては待つ場合がありそうですね。
暇つぶしのものや
お天気によっては日傘や上着など
外で待つことを想定したものを準備してもよさそうです。
所要時間
今回は約100点の作品の展示ということで
じっくり見て回って1時間弱ほどかかりました。
第1章~第5章のエリアに分かれています。
お昼の時間帯だったこともあり
比較的空いていて
ゆっくり見て回ることができました。
会場に入ると音声ガイドの受付もあります。
福島県出身の西田敏行さんが務めています。
600円でレンタルできます。
╲音声ガイド🎤好評です╱
ナレーターは、俳優の西田敏行さん。主要作品の解説を聞きながらじっくりご鑑賞ください。
#伊藤若冲展 #若冲 #福島県立美術館 #西田敏行 pic.twitter.com/wE2V2xnml5— 伊藤若冲展【公式】3月26日開幕 (@JakuchuO) 2019年3月27日
伊藤若冲展見どころと感想
何と言っても今回は
東日本大震災復興祈念の展示会ということで
若冲が京都で被災した天明の大火後に描かれた
【蓮池図】は必見ではないでしょうか。
災害で失ったもの、しかし人も草花も命は巡っていく。
そんな思いが感じられる作品でした。
個人的なおすすめ作品は
【11.猿猴捉月図】です。
まぁ~猿がかわいい!!
ユーモラスに表現されていて好みです。
若冲は身の回りの生き物を多く描いていて
今回は特にニワトリの作品がたくさんあり
リアルに描かれているものから
何とも言えない愛嬌のあるものまで様々です。
それから、絵ではありませんが
当時若冲ら絵師が使っていたであろう
顔料の展示があります。
何と鮮やかで美しいこと!
当時の色彩に思いはせることができます。
こちらも一見の価値ありです。
撮影スポット
展示室内はもちろん撮影禁止ですが
ロビーにいくつかのパネルが展示してあります。
こちらは撮影可能ですので
来場記念の撮影はぜひこちらで!
ぬりえのワークショップがある
また、ロビーでは若冲の作品のぬりえが体験できます。
8名ほど座れるデスクで
空いているスペースで随時参加自由です。
用意されているぬりえは3種類。
色鉛筆、クーピー、カラーペンなどが用意されています。
私も体験してきました!!
こちらの絵をチョイス。
塗り塗り…。
ぬ、塗るところ多くね??
なんでこれをチョイスした自分。
力尽きてここで終了(笑)
伊藤若冲展グッズ紹介
オフィシャルのグッズのページが更新されましたね!
伊藤若冲展グッズショップは
展示室内にありますが
ショップだけの利用も可能です。
ショップの写真撮影がNGでしたので
オフィシャルの写真を引用させていただきました。
グッズコーナーも設営完了しました。ぜひお立ち寄りください。
#福島県立美術館 #伊藤若冲展 #ガチャガチャ #複製画 pic.twitter.com/tIVKUsE4JH— 伊藤若冲展【公式】3月26日開幕 (@JakuchuO) 2019年3月25日
ちなみに私が購入したグッズはコチラです。
・A6サイズノート 648円
・ポチ袋(2種) 361円、648円
右側のポチ袋はこんな感じです。
3セット入りでメッセージカードがついています。
左側のポチ袋は3種類が1枚ずつ入っています。
かたつむり、かぶとむし、カマキリがモチーフです。
銀の箔押しのようなプリントでキラキラしています。
・ポストカード 各108円
左下の蜘蛛モチーフが
そこはかとなくゴスロリ趣味を隠せない(爆)
・三つ折りクリアファイル A6サイズ 324円
開くとこんな感じで↓
チケットやレシートなどを挟んで保管できます。
・文香 648円
色のチョイスがゴスロリ(笑)
色は他に3種類ほどありました。
香りは白檀のような和テイストな香りです。
サイズは約2cm×4㎝です。
小腹が空いたらキッチンカーへ
福島県立美術館の外には
キッチンカーが出店できるスペースがあります。
出店するお店は曜日などによって異なりますが、
ちょっとお腹が空いても安心です。
キッチンカーについては情報がちょっと多かったので
別記事にまとめてみました。
⇒【伊藤若冲展】キッチンカー情報まとめてみた【おいしい福島】
まとめると
いかがでしたでしょうか?
東日本大震災から8年を迎える今。
復興が進む地域、遅れている地域、
まだまだ会計しない問題も多々ある状況ですが
復興を応援する意味でも
この展示会に足を運び、福島県を始めとする被災地で
観光したり、おいしいものを食べたりしてみてはいかがでしょうか?
伊藤若冲の単独の展示会ということで
とても見応えがありました。
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